側副靭帯損傷

- 歩行時に膝の痛み
- 膝が上手く動かせない
- 膝周りに腫れが見られる
- 膝関節に不安定感がある
- 膝の内側又は外側を押すと痛みがある
どうして側副靭帯損傷になるの?|福山市の健康工房たいよう整骨院
内側側副靭帯と外側側副靭帯は膝関節の横方向のズレを抑える役割を持っており、そこに無理な力が加わるとそれぞれの靭帯が損傷してしまいます。特に内側側副靭帯は損傷を受けやすい部位ですが、非常に強い力が加わった場合は、複数の靭帯が損傷してしまう場合もあります。
内側側副靭帯は膝下が外に向く外反力、外側側副靭帯はその逆の内反力が強制されると損傷されたす。力が加わるきっかけとして、交通事故やスポーツが挙げられますが、特に内側側副靭帯は、ラグビーやサッカーなどによる接触プレーがきっかけで切れてしまうことが多くみられます。外側側副靱帯は単独で切れてしまうというより、強い衝撃が原因で他の靭帯と共に損傷を受ける事が多いです。
また、繰り返し関節の負担によって損傷する場合もあります。スポーツにおいて、すばやい動きで切り替えしをする場合には、膝に大きな負担がかかります。そういった動作が繰り返されるストレスで、徐々に膝の靭帯が傷つき、損傷を起こしてしまう事もあります。
側副靭帯損傷を放置してしまうとどうなるの?|福山市の健康工房たいよう整骨院
強い痛みや、腫れは2~4週間くらい安静にしていれば強い症状はいったん落ち着きますが、損傷部位によっては不安定感や歩行障害が起きやすくなります。そのままにしておくと、痛みが繰り返し起きるといった慢性化になったり、膝に水(関節液)がたまる関節水腫が生じたりしやすくなります。通常の動作では問題がなくても、運動を再開した際に膝が痛みや外れたりといった症状が出ることもあります。
当院の側副靭帯損傷の改善法|福山市の健康工房たいよう整骨院
まずは、靭帯を痛めた状況や膝の状態を確認する事が大切になります。当院では、徒手テスト(膝に特定の動きを与えて反応を見るテスト)を実施します。また症状がかなり強い場合はMRI検査などの精密検査で靭帯の状態を確認する必要がありますので、連携の取れる病院を紹介致します。
側副靭帯の場合は、初期の段階で治療できれば、ダメージが大きくても手術せずに保存的治療で回復することがほとんどです。
痛みがある時期は安静が大切です。状況に応じてはテーピングや包帯で固定します。
一般的な施術と致しまして、膝周りのサポートをしている筋肉や靭帯を柔らかくする事を目的として、指圧マッサージやストレッチ、電気療法を施します。症状によってはアイシングや特殊な電気治療などをする事で強い炎症症状を取り除きます。
筋肉や靭帯の緊張を取り除く事はとても大切な事ですが、当院ではそれと同時に関節の動きを良くする事でお体全体のバランスを整えていきます。膝の筋肉は骨盤周りから下肢に付着していますので、しっかり歪みを取り除いて関節の動きを良くしていきます。
側副靭帯損傷は、繰り返しの反復動作で起こる場合や強い衝撃で起こる場合でも慢性化して癖になりやすい症状です。日常生活での姿勢の崩れによって、膝に負担がかかってしまいます。そんな状態で毎日繰り返し同じ動作を行う事で悪循環に陥ってしまうので、こういった症状は膝だけが原因ではなく、お体全体のバランスの問題になってきます。
当院では症状がある個所だけではなく、お体全体のバランスを検査して関節にアプローチさせて頂きます。他には、膝に良くない動作の修正や姿勢の指導など、一人一人の症状に合わせて自宅で出来るストレッチやトレーニングのアドバイスをさせて頂くことで根本からの改善を目的として、再発を防ぐサポートをしていきます。
スポーツによる膝靭帯損傷を防ぐためには、運動する前に準備運動を行うことを習慣づける事が大切です。
また、膝や膝裏の筋肉であるハムストリング腱を鍛えることも予防につながります。手術を受けた場合でも、普段の少ない治療とストレッチが必要です。少しずつ膝を動かしながら可動域を広げたり、筋力を回復する訓練を続ける事が重要になります。
側副靭帯損傷は、数ヵ月にわたって治療を行う必要があるので、自己判断でやめず、運動が再開できるまでしっかり続けることが大切です。
側副靭帯損傷にお困りの方はぜひ、福山市の健康工房たいよう整骨院へお越しください。
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