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椎間板ヘルニアについて説明します!|福山市たいよう整骨院
こんにちは!
福山市手城町の健康工房たいよう整骨院です!
今回は椎間板ヘルニアついてご説明していきたいと思います!!
椎間板ヘルニアとは?
椎間板の中央にある髄核が突出し、神経根や脊髄などを圧迫すると痺れや関節可動域制限に繋がる疾患です。
椎間板ヘルニアには主に3種類あり、頚椎椎間板ヘルニア、胸椎椎間板ヘルニア、腰椎椎間板ヘルニアに分類され腰椎、頚椎に発生しやすく、胸椎での発症は少ないです。
どの椎間板ヘルニアも比較的若年層に発症しやすく高齢者の発症は稀と言われています。
また椎間板ヘルニア部位によって症状も異なってきます

原因
・椎間板ヘルニアは加齢などによる椎間板の退行性変形や外部からの椎間板への力学的負荷により椎間板の髄核が脱出し、神経根、脊髄や馬尾を圧迫することで生じる。
・腰椎椎間板ヘルニア:重量物の持ち上げ、スポーツ、肉体労働、外傷など。
・頚椎椎間板ヘルニア:遺伝的素因、加齢、喫煙など。
症状
【頚椎椎間板ヘルニア】
・30〜50歳代の男性に発症しやすく、後頸部痛や一側上肢(腕)に強い放散痛、痺れ、脱力、感覚障害、歩行障害などの症状が見られます。
・脊髄症状を呈した場合、両側手指の痺れや巧緻運動障害などが見られることもあり、進行すると麻痺などの症状も出現します。
・中下位頚椎(C4/C5、C5/C6)に好発。
【胸椎椎間板ヘルニア】
・40歳以降に発症しやすく、男女差は明らかになっていませんが頚椎椎間板ヘルニアや腰痛椎間板ヘルニアと同様に背部痛や痺れ、歩行障害が見られます。
・下位胸椎(T9/T10〜T12/L1)に好発。
【腰椎椎間板ヘルニア】
・20〜40歳代の男性に発症しやすく、腰痛や一側下肢(足)の放散痛(坐骨神経痛など)、感覚障害、脱力、陰部の痺れ、膀胱直腸障害、神経性間欠跛行などの多岐に渡る症状が見られます。
・咳やくしゃみ、排便時のいきみ、前屈動作により症状が増強されてしまいます。
・下位腰椎(L4/L5、L5/S1)に好発。
評価
・それぞれ徒手的評価方法があり、様々な方法で椎間板ヘルニア部位の把握を行っていきます。
- 頚椎椎間板ヘルニア⇒主にJackson(ジャクソン)テスト、Spurling(スパーリング)テストを行います。
- 腰痛椎間板ヘルニア⇒主にSLRT(下肢伸展挙上)テスト、FNST(大腿神経伸展)テストを行います。
・確定診断しやすい検査はMRI像となっており何処の椎間板ヘルニアを生じ、神経根の圧迫をしているのか見ることが可能です。
治療方法
・椎間板ヘルニアは、時間経過に伴い自然治癒(約3ヶ月)することもあるため、まず薬物療法や物理療法などの保存療法が行われます。
・膀胱直腸障害といった馬尾神経を呈する重度の運動麻痺が急激に増悪するものでは、早急な手術療法を検討します。
保存療法 | 手術療法 |
安静 | 前方除圧固定術 |
頚椎カラー、腰椎コルセット | ヘルニア摘除術(Love法、micro Love法) |
鎮痛剤での痛み軽減 | 内視鏡下椎間板切除術(MED) |
ビタミンB12で神経の腫れ軽減 | |
筋弛緩剤で筋肉の腫れ軽減 | |
神経根ブロック(腰部の神経に直接局所麻酔剤を注射) |
対策・予防
①腰に負担がかかる姿勢、動作を避ける
⇒中腰での作業、重いものを持つ、長時間のデスクワーク、あぐらをかく、低い椅子に座るなど
コルセットなどで保護することも有効です。
②適度な運動で腹部、腰部のインナーマッスル(深層筋)強化
⇒ウォーキング、ジョギング、ストレッチ、ドローイングなど
③禁煙
⇒タバコに含まれるニコチンが毛細血管を収縮させるため、椎間板への栄養が不足してしまい椎間板が脆弱となり椎間板ヘルニアの発症リスクを高めてしまいます。
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【福山市、健康工房たいよう整骨院】
住所:〒721-0963広島県福山市南手城町3-6-1
電話:084-959-2093
※平日20時、土曜日、日曜日、祝日OK!
※駐車場12台完備、お車で安心してご来院いただけます!
※託児ルーム完備(平日の午前中のみ保育士在籍)
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文責:この記事は宮原魁人が監修しています。