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症例報告☆腰椎椎間板ヘルニア「2年前のヘルニアが再発してしまった症例」|福山市たいよう整骨院
症例報告シリーズ、今回は腰椎椎間板ヘルニアの症例です。
椎間板ヘルニアは腰の疾患の中でも比較的よくみられる一つです。
主だった症状は足の痺れや神経痛があります。
今回のケースは約2年前に椎間板ヘルニアを発症し、その時に他院さんで治療を行い改善しましたが、約2ヵ月前に前屈みになった時にぎっくり腰になり再度下肢に痺れが出現してしまった症例です。
その原因としては不良姿勢などにより持続的に椎間板に負荷が加わり続ける事と、加齢により椎間板の強度が低下してしまうことです。
椎間板ヘルニアになってしまうと症状は改善していきますが、椎間板の状態が完全に回復することはありません。
今回のケースはその椎間板ヘルニアが良くなってく道のりをお話しますので興味がある方はぜひ参考にしてみてください!
問診(カウンセリング)
30代男性 腰部痛 左下肢痺れ 約2年前に左L4/L5間椎間板ヘルニア既往歴あり
主訴
2ヵ月前ぎっくり腰後、左下肢痺れが出現
検査
疼痛(圧痛)部位:L4周囲に圧痛(左>右)、L4/L5間に圧痛。
神経症状:左臀部~左大腿部。左足の裏に痺れ。
MMT:左拇指背屈筋力低下。
施術
検査で分かったことをもとに必要な施術を行っていきます。
・AMCT
・SOTブロックカテゴリーⅢ
・干渉波
再検査
初回施術後再検査を行うと、痺れが軽減、中枢化し初回施術後に改善がみられました。
その後、1週間に1度くらいの来院ペースで施術を行うことにより。
2回目 痛みが少なく過ごせたが、運転時に少し痛実が再現する。➡運転後少ししたら改善。
3回目 痛み、痺れが少なくふくらはぎ周辺に違和感。
4回目 日常生活に問題なし。良好。
このように、1回1回と症状が改善していきました。
考察、まとめ
今回のケースは「左腰椎椎間板ヘルニア」ということで施術を行っていきました。
初めに書きましたが、椎間板ヘルニアの関節構造体が自然と完全に回復することはありません。
しかし、完全に回復しないからと言って症状も改善しないとは限りません。
現に「隠れヘルニア」と言って、40代を超えると4人に一人は症状が無くとも椎間板ヘルニアになっているといわれています。
世界でMRIが存在する前はヘルニアは関節構造体を破綻すれば痺れなど症状が出現すると考えられていましたが、MRIができた後には関節が破綻しても症状が出現しないケースがあることが解りびっくりしたそうです。
今回伝えたいことは、症状が一回改善してもまた不良姿勢や疲れ、負担がかかると症状が再出現してしまうことがあるということです。
今回のケースは前屈みになってぎっくり腰になったのがきっかけみたいですね。しかし症状がひどくならない頃に来院していただいたのと、適切な施術で早く改善していきました。
体幹トレーニングをすることも予防になるのでこれからは指導していきたいと考えています。
同じような痛みで悩んでいる方は、我慢せずに早めにご来院してください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
このような症状でお悩みの方はぜひ、福山市の健康工房たいよう整骨院にご相談お待ちしております。
【福山市、健康工房たいよう整骨院】
住所:〒721-0963広島県福山市南手城町3-6-1
電話:084-959-2093
※平日20時、土曜日OK!
※駐車場10台完備、お車で安心してご来院いただけます!
※託児ルーム完備(月、水、金の午前中のみ保育士在籍)
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文責:この記事は厚生労働省認可の国家資格である柔道整復師の奥野充喜が監修しています。