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症例報告☆腰痛「出産後から腰の痛みと臀部に痺れが出現した症例」|福山市たいよう整骨院
症例報告シリーズ、今回は「腰痛」です。
今回のケースは腰痛でも、出産後に腰の痛みと左臀部周囲に痺れを訴えた症例です。
妊娠中お腹が大きくなるにつれ骨盤が開き、腰椎の弯曲が変化し、姿勢も崩れていきます。
その影響が妊娠中に痛みとして現れることがありますが、出産後にすぐに骨盤や姿勢が元通りになるわけではありませんので、産後も腰の痛みなどで訴えられる患者様が多くいらっしゃいます。
そこで今回は出産後の腰痛としてしっかりと施術を行っていったところ、比較的早く状態が改善していきました。
その良くなっていく道のりを解説していきますので、同じような悩みを抱えている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
問診(カウンセリング)
30代女性 出産後7か月
主訴
・産後2か月頃から腰全体の痛みと左坐骨結節周囲の痺れ感
◇動作時痛:・起床時 ・前屈時
検査
疼痛(圧痛)部位:・左右腰方形筋 ・両腰部多裂筋
神経症状(痺れ):・ハムストリングス上部
理学検査:・ケンプテスト(+) ・SLRテスト(-)
施術
検査で分かったことをもとに必要な施術を行っていきます。
・AMCT
・ハムストリングス筋緩和
・マッケンジー体操
再検査
初回施術後再検査を行うと、姿勢が良くなって腰に負担が少なくなり症状は緩和してました。
その後、1週間に1回の施術を行うことにより。
2回目 初回より良好。➡ハムストのセルフストレッチを指導。
3回目 ほぼほぼ症状改善。しかし頚部を前屈すると頚部の痛みが出現。➡頚部施術。
このように、1回1回と症状が改善していきました。
考察、まとめ
今回のケースは「産後の腰痛」ということで施術を行っていきました。
今回のケースは妊娠中でお腹がだんだん大きくなるにつれ骨盤が広がったために歪み、そして産後の負担で腰の痛みと左の坐骨周辺の痺れ感を訴えていました。
産後骨盤の関節がかなり緩くなっていきます。その緩くなった骨盤に抱っこなどの負荷が加わるわけですからダメージはかなり大きくなります。骨盤の関節が悪いと臀部つまり坐骨周辺に痺れや痛みが出現しやすくなりますので、今回のケースはそのせいでしょう。
妊娠中お腹が大きくなり骨盤が広がり、産後というのはすぐにその状態が自然と回復するわけではありません。
骨盤が広がったまま、緩いままの状態で抱っこなど子育てをするわけですから、以前よりも身体に負担がかかり腰痛などの症状が現れていきます。
産後の状態は緩さ自体は時間が経つと固まっていきますが、もちろん良い状態で固まってくれるわけはありません。産後の歪んだままの状態で固まっていきます。
したがって、産後の方で腰痛がある方はもちろん矯正を行っていくべきなのですが、今現在そういった症状が無い方でもしっかり骨盤矯正を行っていかなければ歪みの関係で何かしらの症状が出現してくる可能性があります。
ですのでしっかりと骨盤矯正やっていきましょう!!
今回のケースは産後腰痛が比較的早く良くなっていきましたが、産後の姿勢の崩れなどで後から頚部の痛みを訴えていました。頚部痛もしっかりとこれから施術していきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
このような症状でお悩みの方はぜひ、福山市の健康工房たいよう整骨院にご相談お待ちしております。
【福山市、健康工房たいよう整骨院】
住所:〒721-0963広島県福山市南手城町3-6-1
電話:084-959-2093
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※託児ルーム完備(月、水、金の午前中のみ保育士在籍)
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文責:この記事は厚生労働省認可の国家資格である柔道整復師の奥野充喜が監修しています。