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福山市、健康工房たいよう整骨院「産後の体重増加、妊娠前の体重に戻すポイントとは?」①|福山市たいよう整骨院
なかなか出産しても妊娠前の体形に戻れない、と思われている方は多いのではないでしょうか?
福山市、健康工房たいよう整骨院の「産後骨盤矯正コース」に通われている患者様でも、そういった悩みでご来院される方は非常に多くおられます。
間違った情報としては、「骨盤が歪んでいるせいで痩せないので、骨盤さえ矯正すれば元の身体に戻れる」と思われている方も少なくはないということです。
確かに骨盤の歪みが元の身体に戻りづらくなっているのは間違えではありません。
しかし、それは悪魔で原因の一つであって、骨盤の歪みだけが原因ではないんですね。
今日は、その原因と対処法について少しお伝えしていこうと思います。
ポイントは4つです。
一つ目は、妊娠中に落ちてしまった身体全体の筋肉を出来るだけ早く、妊娠前の状態に戻す事です。
妊娠中や出産直後は安静にしなければならないために、身体の筋肉の量は、妊娠前より確実に落ちています。
その為に、身体が本来代謝するカロリーの総量が減ってしまい、脂肪も付きやすくなっているのです。
そしてまず始めてほしい運動としては「歩く事」です。
歩く動作は全身を使いますので、案外30分ほど歩いていると息が切れるほど疲れると思います。
そして妊娠中でも安産の為に、歩く運動は非常に有効です。
また、「テレビ体操」や「ラジオ体操」は10分程度の時間で全身の筋肉を効率よく動かせるので、とてもおすすめです。
身体を動かす事に慣れてくると、次に腹筋運動です。
腹筋は体幹の筋肉ですので、身体を整える為にも、非常に重要な筋肉です。
そしてお腹のたるみ、くびれを作るのにも直接的に重要な筋肉です。
しかし産後は腹筋が非常に弱くなっています。
これは妊娠中に分泌されるホルモンの「リラキシン」というホルモンの影響で、腹筋の真ん中になる「白線」という靭帯が緩くなっているために、腹筋が本来の力を発揮できなくなっています。
そして、お腹が大きくなりますので、腹筋自体も引き伸ばされてしまうために、伸びたゴムのような状態になってしまっているのです。
そんな状態では腹筋に力が入るわけがないのです。
しかし、そんな弱い状態から、いきなり腹筋運動をしろと言われても出来ないのが現状です。
産後には産後用の腹筋エクササイズメニューが必要となります。
そしておすすめする腹筋エクササイズとしては「プランク」です。
一般的に腹筋トレーニングとして思い浮かべるのは、仰向けで寝ている状態から、上半身を起こすような動きをする
トレーニング法だと思います。
そのやり方だと、腹筋を鍛えられるよりも、股関節の筋肉が重点的に鍛えられてしまいます。
そうすると股関周りに筋肉が付き過ぎてしまい、お尻周りを小さくしたいのに、逆効果になってしまいます。
「プランク」ではうつ伏せで、両肘を立てて、つま先をつき、身体をまっすくになるように浮かせます。
この状態をまずは30秒出来るように頑張りましょう。
「プランク」は産後のトレーニングの中でも非常に有効なトレーニング方法です。
2つ目のポイントは食事のコントロールです。
妊娠前の食事の量、質、時間に戻すことが1番のポイントです。
あとは一般的に言われていますが、タンパク質、ビタミン、ミネラルは積極的にとるようにして、夕食時には糖質、脂質の摂取量を少なめにするのが効果的です。
食事制限のダイエットは、たくさんありますが、個人的な意見としては、1つのものだけを食べるのだとか、何かを全く食べないというダイエット方法はあまりお勧めできません。
やはり、全ての栄養をバランスよくとる事が、大切だと考えます。
そして、短期間で結果を出そうとするダイエットもリバウンドをする可能性が非常に高いため、注意が必要です。
次回はポイント3、ポイント4をお伝えします。
【福山市、健康工房たいよう整骨院】
住所:〒721-0963広島県福山市南手城町3-6-1
電話:084-959-2093
※平日20時、土曜日OK!
※駐車場8台完備、お車で安心してご来院いただけます!
※託児ルーム完備(月水金の午前中のみ保育士在籍)
◆産後の骨盤でお困りの方はコチラ!⇒https://taiyo-seikotsu.net/sango/
◆健康工房たいよう整骨院の口コミ⇒https://goo.gl/maps/rUrCmwtf14P7pqG37
文責:この記事は厚生労働省認可の国家資格である柔道整復師の奥野充喜が監修しています。
出典:厚生労働省(柔道整復師国家試験の施行より)
参考文献:30歳からの産後骨盤ケア