産後の骨盤ベルトはいつ装着するのか教えます！！｜福山・福山市・手城町　健康工房たいよう整骨院

こんにちは！

福山市手城町の健康工房たいよう整骨院です！！

今回は「産後の骨盤ベルトはいつ装着するのか」をお伝えします。

妊娠時と産後の骨盤の変化

まず産後の骨盤はどう変化しているかというと、出産の時に赤ちゃんが通るために【リラキシン】というホルモンの影響で大きく骨盤が開き、出産後6ヶ月まではリラキシンが分泌し続けるため骨盤が不安定の状態になります。

その間は骨盤が広がりやすく、歪みやすくて、歪んだままで放置してしまうと、骨盤が正常な状態でないため、無理な筋肉の使い方をするので姿勢が悪くなります。

そして関節痛、尿漏れ、冷え性、便秘、腰痛や恥骨痛といった不調につながります。

腰痛や恥骨痛は悪化すると痛くて歩けなくなる事もあります。

一度開いた骨盤が自然に元に戻るのは難しので、そうならないために骨盤ベルトが大事になっていきます！！

骨盤ベルトの役割

骨盤ベルトの役割としては、産後の緩くなってしまった骨盤を正しい位置に戻す事が可能になる事や、体型の崩れの予防につながります。

またベルトを着用する事で大腿直筋の活動が低下するのを抑え、姿勢を安定させる効果も期待できます。

装着するタイミングとして妊娠発覚時からでもベルトを付けると良いと言われております。

妊娠中に巻くことで、腰痛や恥骨痛を予防をする事が出来ます。

ただし身体に合っていない物を使うと痛みや、むくみなど思わぬトラブルの原因になる場合がありますので、なるべく身体にフィットした物を選びましょう。

骨盤ベルトを付ける位置として下のイラストにある通り大転子(腰の横のグリグリする所)がベルトの中心が通るように巻くのが正しい巻き方です。

最後に

産後は骨盤ベルトの種類によって出産後すぐに使える物もあり、病院でもそれを推奨しているとこが多くみられます。

ただ数時間、数日で固くなるわけではないので、出産後すぐにでも付け始めるのが1番オススメになります。

出産後骨盤ベルトを装着した時に傷が痛む場合はすぐ外しましょう。痛むまま付けていると痛みが増したりする事があります。寝る時以外はつけるように意識しましょう。

ベルトは常に装着し続けた方が良いと言われています。なので１日何時間までといった制限は無いため、体調に合わせて無理なく活用していきましょう。

※睡眠時は骨盤ベルトは控えましょう。

なぜなら、寝て動かない状態で体(骨盤)を締めるわけになります。

そのため、リンパ・血液の流れの停滞が起こり、身体もリラックスが出来ず、逆に緊張する事になります。骨盤の正常な戻りを妨げ、下半身太りや、恥骨痛が治らないなどといったトラブルがよく起こります。

骨盤ベルトを装着する時には、付ける位置や、時間に気を付けながら装着しましょう。

妊娠から産後にかけて骨盤は歪みやすくなり、身体にも不調が出やすい時期になります。

不調が出る前に福山市手城町の健康工房たいよう整骨院にぜひお越しください！

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文責：この記事は厚生労働省認可の国家資格である河村紘汰が監修しています。

出典：厚生労働省（柔道整復師国家試験の施行より）