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湿布の効果的な貼り方とは!?湿布を貼っていても肩こりが解消しない理由。|福山市たいよう整骨院
こんにちは!
福山市南手城町にある健康工房たいよう整骨院です。
今回のブログの内容は「肩こり」に視点を当てます。その中でも皆様も使用している人が多いと思います「湿布」の効果と、なぜ肩こりに湿布が効果が無いのかを説明していきます。
湿布の目的と効果
湿布の正式名称は「経皮吸収型鎮痛消炎剤」です。皮膚から消炎物質を吸収させることにより腫れや炎症、痛みを緩和させることができます。
湿布の効果が期待できるのは打撲(ぶつけた)、捻挫(ひねった)などの急性のケガになります。
痛み始めて時間が経ったものなど慢性的な痛みに関しては、通常の湿布では効果が少なくなっていきます。
つまり湿布は「痛みが強く、比較的急性期の痛みに効果的である」と言えるでしょう。
冷湿布と温湿布の違い
さて、湿布の分け方として「冷湿布」と「温湿布」に分けることができます。
それぞれの使い方はどうなのでしょうか?
・冷湿布
筋肉痛やぎっくり腰など急性の痛みに効果的です。炎症やそれに伴う痛みに効果があり、患部が熱を持っていたり腫れていたら冷湿布を選択すると良いでしょう。
・温湿布
慢性的な痛みに対して効果的です。薬剤により温かいと感じさせることができる湿布になります。筋肉を緩めたり、さすった時に効果があるときは温湿布を選択すると良いでしょう。
しかし温湿布を使用しても血流量はさほど上昇しないことも知られています。温める効果を期待するのならホットパックを使用したり、お風呂で温めることの方が効果的です。
冷湿布も温湿布も皮膚の感じ方が違うだけで、実際どちらも消炎鎮痛剤で痛みを緩和することを目的としてきます。温湿布は冷湿布と比べ肌荒れを起こしやすいので注意が必要です。
湿布はいつ貼ればいいの?貼ってからどれくらい効果があるの?
湿布には「1日1回貼付」のものと「1日2回貼付」のものとに分けられます。
1日1回貼るタイプのものを半日貼って剥がしても、成分の多くは皮膚にすでに浸透しているため、はがした後も効果が持続します。
このタイプであれば、大体8〜10時間くらい貼れば成分の多くは皮膚に浸透し、はがした後も効果が持続します。
そして湿布の貼るタイミングについて痛みが強いときに貼ればよいですが、皮膚に汚れや皮脂がついていると薬剤と反応してかぶれたりします。したがってお風呂から出た時や、しっかり患部を拭いて貼りましょう。
汗をかいていても反応しかぶれる可能性がありますので、お風呂上り直後の汗ばんでいるときは貼らない方がいいかもしれません。
つまり湿布を貼るベストタイミングは「お風呂上り汗ばんでいない時に貼り、夜間貼り続け、朝になると外す」この方法がベストでしょう。
これなら湿布の薬剤は皮膚に十分浸透し、なおかつ皮膚がかぶれづらくなりますのでおすすめです。
湿布を貼っても肩こりが解消しない理由
さてここからが本ブログの本題になります。
肩こりの原因と湿布で期待できる効果が違うということが一番の問題になります。
肩こりの原因は、不良姿勢や自律神経の乱れにより筋緊張が強くなり、血流が悪くなることにより痛みが現れます。
血流が悪くなり、それを湿布により解消することは可能かもしれませんが根本の原因は姿勢と自律神経なためまた肩こりは感じることになります。
反対に貼り続ける事で慢性痛が増悪し、肩こりがひどくなることもあります。
肩こりは湿布では改善していきません。福山市の健康工房たいよう整骨院では根本の原因である不良姿勢と自律神経の乱れを改善することができます。
ぜひ肩こりでお悩みの方がいればご来院お待ちしております。
【福山市、健康工房たいよう整骨院】
住所:〒721-0963広島県福山市南手城町3-6-1
電話:084-959-2093
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文責:この記事は厚生労働省認可の国家資格である柔道整復師の渋江優が監修しています。