症例報告　☆腰椎椎間板ヘルニア「物につまづいてこけそうになった時に腰を痛めた症例」｜福山・福山市・手城町　健康工房たいよう整骨院

症例報告シリーズ、今回のケースは「腰椎椎間板ヘルニア」です。

 

この患者様は、５日前に仕事で床に置いてあった物に足を引っかけてしまいこけそうになりました。

 

その時に腰に負荷が加わり腰を痛めたそうです。その後腰の痛みから段々と右下肢の方にも痛みが走り始め、病院に行ったところ画像検査等で腰椎椎間板ヘルニアと診断されました。

 

その後、健康工房たいよう整骨院にご来院いただき、症状の確認と検査を当院でも行い腰椎椎間板ヘルニアの治療を開始しました。

 

４０代を越えると４人に１人の割合でかかる椎間板ヘルニア。そんな椎間板ヘルニアの治療法とどのように改善していったかをまとめていますので、同じようなお悩みの方はぜひ参考にしてください。

 

 

問診（カウンセリング）

３０代　女性

主訴

・自覚症状：寝返りをうつときに腰の痛み、前屈みになった時に腰の痛みと右足の痛み、車を運転しているときに右足の痛み、右足の痺れ

・既往歴：特になし

検査

理学検査：SLR（+）　ラセーグテスト（+）

関節可動域：右股関節９０度制限　　腰椎前屈動作制限

筋力検査：右母趾背屈筋力低下　右下肢挙上筋力低下

施術

検査をもとに必要な施術を行っていきます

・ＡＭＣＴ

・SOTブロック

・神経マニュピレーション

・マッケンジー体操

経過

初回施術後に患者様にお身体の状態とどのように改善していくかを説明し、治療計画を立てました。

そして２回目、３回目はは３,４日後に来ていただき、その後１週間に１度程度施術を続けていきました。

治療経過として・・・

２回目　痛みは少なくなったがまだ痛い。

３回目　強い痛み、痺れは無くなりほとんど違和感のみ。

４回目　同様に。

５回目　椎間板ヘルニアについて気になることはなくなった。

 

 

１回目治療が終わった後から症状の改善がみられ、２回、３回目になるにつれて痛みもほぼ無くなりかなり早く改善していきました。

考察、まとめ

今回のケースは「腰椎椎間板ヘルニア」ということで治療を開始しました。

 

まず椎間板ヘルニアについてのお話をさせていただきます。

 

腰椎を始め背骨の椎体の構成は①骨の部分の椎骨②椎骨の間のクッション作用組織の椎間板に大きく分けます。

 

その中で椎間板という組織は中心にある髄核とその周りを覆っている線維綸があります。

 

椎間板ヘルニアとはこの髄核が線維綸を破り後方に飛び出すこと指します。

 

その飛び出しただきにあるのが神経根になり、神経根を圧迫することにより下肢の痛みや痺れが現れます。

 

なぜ腰椎椎間板ヘルニアになるのか？

ではなぜ腰椎椎間板ヘルニアになるのかを説明していきます。

 

１つ目に加齢によるものになります。

 

年齢を重ねていくと体中の水分量は少なくなっていきます。椎間板は水分量が多い組織になりますのでこの体中の水分の減少の影響を受けます。

 

そうなると椎間板の水分量が低下していき、体重や歪み、姿勢の悪さなどが影響して椎間板を破綻させていきます。

 

 

４０代を越えると４人に１人の割合で、構造が破綻しているいわゆる椎間板ヘルニアの状態になっている人がいると言われています。

 

４人に１人の割合で症状を感じているわけではありません。症状を感じなくとも構造が破綻している「隠れヘルニア」なっている人も多くいます。

 

２つ目に不良姿勢や歪み、前屈みの動作などで椎間板に負担がかかる場合です。

 

前屈みになるときに重いものを持つことはもちろん、椅子に座ってそのまま前屈みになることも椎間板に負担がかかる事になります。

 

また、正座になることも椎間板に負荷が強くなることからこのような動作が続く人はヘルニアになる可能性があります。

 

そして、背骨の歪み、骨盤の歪みが椎間板に負荷になります。

 

日常生活の癖、座ることや立ち続ける事など同姿勢を繰り返し続けてしまうと関節の歪みになります。

 

関節の歪みが多くなると背骨と骨盤が歪みます。

 

そのことが椎間板に過度な負荷が加わることで椎間板がつぶれてしまいヘルニアになります。

 

まとめ

今回の患者様はつまづいたことにより発症してしまった「腰椎椎間板ヘルニア」でした。

 

上記に書いてありますが、椎間板ヘルニアの原因は①加齢と②不良姿勢です。

 

今回の患者様は年齢は少し若いですが、常に仕事で前屈みになることが多かったそうです。

 

その姿勢が日頃椎間板に負荷をかけ続け、そしてつまづいてしまったときに椎間板が破綻したのでしょう。

 

そのような状態でも、健康工房たいよう整骨院が行っている、世界的に認められたカイロプラクティックテクニックであるアクティベータメソッドを使い治療をすると、早い段階で改善がみられ、５回の治療で卒業という形になりました。

 

 

このように腰椎椎間板ヘルニアでお悩みの方がいましたら、ぜひ１度福山市の健康工房たいよう整骨院のにご相談お待ちしております。

 

【福山市、健康工房たいよう整骨院】

住所：〒721-0963広島県福山市南手城町3-6-1

電話：084-959-2093

※平日20時、土曜日ＯＫ！

※駐車場10台完備、お車で安心してご来院いただけます！

※託児ルーム完備（平日の午前中のみ保育士在籍）

◆腰椎椎間板ヘルニアでお困りの方はコチラ！⇒https://taiyo-seikotsu.net/

◆健康工房たいよう整骨院の口コミ⇒https://goo.gl/maps/rUrCmwtf14P7pqG37

文責：この記事は厚生労働省認可の国家資格である柔道整復師の奥野充喜が監修しています。

出典：厚生労働省（柔道整復師国家試験の施行より）