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症例報告 ☆肋間神経痛「1週間前に剪定中、転倒して肋骨をぶつけた後に痛む症例」|福山市たいよう整骨院
症例報告シリーズ、今回のケースは「肋間神経痛」です。
今回のケースは、ブロック塀の上に乗って庭木の剪定中にバランスを崩して転倒し、左の肋骨部をぶつけて打撲しました。その後、ぶつけたところを中心に肋骨にそって痛みが強くなった症例です。
まず病院に行きレントゲン等検査を行いましたが特に画像では異常が無く、肋間神経痛と診断を受けてその後、健康工房たいよう整骨院に来院されました。
当院で検査、評価をしたところ痛みを訴えていたのは左の第7,6肋骨にそって痛みがありました。
胸部をぶつけた後や帯状疱疹にかかった時に起こりやすい「肋間神経痛」ですが、今回しっかりと評価し適切な治療を施すと比較的早く改善していきましたので興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
問診(カウンセリング)
70代 男性
主訴
・疼痛部位:左第7,6肋骨背中からお腹側にかけての痛み
・日常動作:寝返り時に痛む。息をするとき、せき、くしゃみをしたときに痛む
・既往歴:腰部椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症
検査
圧痛:左第7,6肋間に圧痛あり
可動域:体幹左回旋時に動作不良
施術
検査をもとに必要な施術を行っていきます
・AMCT
・肋骨ストレッチ
経過
初回施術後再評価を行うと、施術前と比べ痛みの強さ軽減した様子でした。
2回目は4,5日後に来ていただき、その後1週間に1度程度来院していただき・・・
2回目 最初よりは楽になっているが、まだ痛みは残存している。
3回目 徐々に痛みは少なくなっている。
4回目 ほとんど痛みは無くなった。少しの違和感。
5回目 違和感も感じることはない。
このように、1回1回と施術回数を重ねることで状態が改善していきました。
考察、まとめ
今回のケースは「肋間神経痛」ということで施術を行っていきました。
まず肋間神経痛は症状名であることを理解することが大切です。何か原因があり、その原因により肋間神経痛という症状を表します。
例えば、骨折や脱臼などの外傷。椎間板ヘルニアや変形性脊椎症などの構造的破綻。帯状疱疹などで直接肋間神経痛が障害されるなど様々な原因があります。
したがって肋間神経の症状も原因によって変わります。ビリっと電気が走るような痛みだったり、ヒリヒリ、チクチクするような痛みだったり、動きにより痛みがでたり、動きによって痛みがでないことも。
そのことからそれぞれの原因によって治療法が異なります。
今回のケースは転倒し、骨折まではいきませんでしたが左肋骨部を打撲し、肋骨にそって神経痛を出たケースです。
脊椎や肋骨が変形しているわけでもないですし、胸椎が椎間板ヘルニアになっているとも考えにくい。したがって治療法は痛みのコントロールと脊椎の矯正を行いアプローチしていきました。
評価通りに治療進めていくと1回ごと改善していき、4回目ごろにはほとんど症状が無くなっていきました。
今回のケースは比較的早く改善していきましたが、先ほども申し上げたように同じ肋間神経痛でも原因によって治療法も改善していくペースも変わっていきます。福山市の健康工房たいよう整骨院では原因をしっかりと評価して施術しますので安心してご来院して下さい。
肋間神経痛でお悩みの方がいらっしゃいましたら、福山市の健康工房たいよう整骨院にご相談お待ちしております。
【福山市、健康工房たいよう整骨院】
住所:〒721-0963広島県福山市南手城町3-6-1
電話:084-959-2093
※平日20時、土曜日OK!
※駐車場10台完備、お車で安心してご来院いただけます!
※託児ルーム完備(平日の午前中のみ保育士在籍)
◆肋間神経痛でお困りの方はコチラ!⇒https://taiyo-seikotsu.net/
◆健康工房たいよう整骨院の口コミ⇒https://goo.gl/maps/rUrCmwtf14P7pqG37
文責:この記事は厚生労働省認可の国家資格である柔道整復師の奥野充喜が監修しています。